本の中の言葉

「映画的なテクニックを無にした書き方は、作品の根本を道端に置き去りにしたまま進んでいくようなものだ。脚本とは映画作品の青写真として成立するものでなければならず、そのためにはスクリーン上で見聞きされるものをきちんと表現していなければならない。」
 
「映画表現の教科書」ジェニファー・ヴァン・シル著 吉田俊太郎訳 フイルムアート社刊