目の症状はめまぐるしく（目まぐるしく）変わる（笑） で、退院までお休みだー。入院はお酒飲まずに健康生活。奇跡だー。 では、来年に「今日の御言葉」でもかくかー！です。

外は雪が降っている。小説を書いている自分の生徒に、教授が 「中にはいらないか」 と誘う。室内はパーティの最中だ。 生徒は 「中の方が寒い」 と言う。 映画「ワンダー・ボーイズ」のセリフ。 私もこれから、寒い外に出て、世間の寒い室内に入るとするかー…

「文学には先生も弟子もない。ただ孤独であることだけが、文学の条件だ」 四方田犬彦の「先生と私」に出ていた。（この本には圧倒された。凄かった！） たしかに、そうだ。孤独へ追い詰めないと書けない。文字を書き連ねることができるのは隠棲だね。

古代ギリシャ人は、死者が出るとその周りの人にたったひとつの質問をした。「ー彼は情熱的にいきたか？ー」ピター・チェルソン監督の「セレンディピティ」のなかのセリフ。 こういうセリフは思わずメモるねー。

「少ないことは豊だ」「レス・イズ・モア」 まっ、部屋なんかはなるべくものがないほうがいい。 モダニストはみんながらんとした空間うをこのむねー。 対抗して 「少ないことは退屈だ」「レス・イズ・ボア」 って言った人もいたけどねー。（笑）

「作家は神のように無力だ」 あるいは、 「教室にクギを打ってはいけない。愛をひっかけるためにクギを打つのはいい」 とか、中島らもの文章にはたくさんひっかかる言葉がある。昨日、戯曲が出たんで買った。笑える。