2012-11-01から1日間の記事一覧

文庫本の中の言葉

ハイデガーは死を「不可能性の可能性」とか「追い越しえない可能性」などと呼んでいますが(『存在と時間』)、このように曖昧かつ難解(そう)な表現を使うのがハイデガーの悪い癖で、彼が言いたいことは、ただ死の場合には、−他の未来の事柄と異なりーあと…