目玉のガス抜けず!

ガスを目玉の中にいれて、今日で6日目。
現在は目のなかに巨大な黒い風船が浮いている。顔を動かすとゆらりゆらり動く。不思議な感じ。なにせ四六時中目の前にまぼろしの風船が浮かんでいるのだ。気になってしょうがない。本を読むとか、映像を見るときに困る。じゃまでしょうがない。揺れるから酔ってしまう。
この状態が1か月続くという。いやはやうっとおしい。ゆっくりとガスは眼球の細胞のなかに吸収されていくのだろう。考えてみれば体はふしぎだ。細胞から外へといつかは出ていくのだろうか。